一日の終わり、
部屋の灯りを少し落とした瞬間、
ほっと気持ちがゆるむことがあります。
何かを変えたわけじゃないのに、
ただ灯りが変わっただけで、
空気がやさしくなるような感覚。
夜になると、
昼間と同じ明るさのままでは、
どこか落ち着かないと感じることがあります。
部屋全体を照らす強い光より、
必要な場所だけをそっと照らす灯り。
それだけで、空間の印象は大きく変わります。
明るさが抑えられると、
目に入る情報が少なくなって、
自然と気持ちも静かになっていく。
何かを「しよう」としなくても、
ただそこにいるだけでいいような感覚になります。
夜の時間は、
がんばるための時間ではなく、
ほどいていくための時間。
テーブルの上に置いた小さなランプや、
壁際を照らすやわらかな間接照明。
強く主張しない灯りがひとつあるだけで、
部屋の空気が少し静かになるのを感じます。
灯りを少し落として、
お気に入りのランプだけを点ける。
それだけで、
一日の終わりにやさしい区切りが生まれる気がしています。
夜の灯りは、
何かを照らすためだけのものではなく、
気持ちをゆっくり休ませるためのものなのかもしれません。
一日の終わりに、
灯りを少しやさしくしてみる。
そんな夜の過ごし方も、
悪くないなと思っています。

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