気づかないうちに、
私たちは一日の中で、
たくさんのことを決めています。
今日は何をするか。
どこまで頑張るか。
次に何を選ぶか。
ひとつひとつは小さな判断でも、
それが重なっていくと、
理由のわからない疲れとして残ることがあります。
そんなときに必要なのは、
新しいことを始める時間よりも、
何も決めない時間なのかもしれません。
何も決めない時間は、
何もしない時間とは少し違います。
次に何をするかを考えない。
効率や意味を探さない。
ただ、その場にいることを許す。
それだけで、
頭の中に張りついていた力が、
少しずつほどけていくのを感じることがあります。
暮らしの中に、
そんな時間をつくるのは、
実はとても簡単です。
椅子に座って、
窓の外を眺めるだけでもいい。
灯りをつけずに、
昼の光の中に身を置くだけでもいい。
香りを使わない日があってもいいし、
何かを整えようとしなくてもいい。
